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《ヨメの日記》2008年10月13日 (月)  秋晴れ
またとんでもなくご無沙汰をいたしました。あっという間に季節は秋、深し。
おかげさまで、セイゴは3歳の誕生日を迎えました。

アロマテラピーの基礎知識を身につけようと思い立って半年強、やれるだけのことをやって先日、試験が終わりました。多分、合格しているはず。試験終了と共に内心「やった~♪」と小躍りしました。
11 月より、社団法人日本アロマ環境協会認定のアドバイザー&インストラクターとして活動する権利を得られる予定。たかが半年かじったくらいで何よ?と安易な感じがするかもしれませんが、いえいえそんなことはありません。これまで系統立てて学んだことこそありませんでしたが、私にとっては実践する中で感じ、理解していた分野ですから。

さて今日も長いです。精油(エッセンシャルオイル)の性質について学ぶなか、新たな疑問が沸いてきました。
植物は移動できず、痒くても掻けず、痛くても舐められないので、まあ痛みや痒みは感じないはずですが、身を守るためと繁殖の手助けを得るために、体内に精油成分を作り出します。その成分の中でも、全ての精油に含まれていると言っても過言ではない成分に、殺菌・抗菌の成分があります。
微生物との共生は、ダーリンと私が、農業だけでなく人間の生活でも大切であることを、様々な面で理解しつつある重要課題。なのになぜ植物はどれもこれも殺菌・除菌するの?そんな精油を肌に使って、肌の微生物を殺してしまうことはないの??

このパラドックスに、私はひとつの仮説を立てました。
「植物の持つ殺菌力は、殺す相手を選ぶ」
どう思いますか?
私達にとって目に見えない微生物は、細菌も真菌もカビも、どれも一緒くた。なかには肉食もいれば光合成するものもいるけれど、どれも一緒くた。だけど植物にとって微生物は、そんなに一緒くたな相手ではないはずです。なぜって、微生物との共存関係は、植物は動物よりもずっと濃密だからです。
で、植物にとって微生物の中には、敵と味方がいるわけです。もちろん動物にとってもそうです。乳酸菌や酵母、麹は味方。カビや病原菌は敵。植物にとっても同様に、自分を腐敗に導いたり有毒ガスを出す相手の接近を許すわけにはいかないんです。だから敵は殺したり遠ざけたりするけれど、味方にはえさを提供するしおびき寄せる。つまり植物が作り出す殺菌成分は、人間には識別できないけれど無差別攻撃はしないのではないか。さらにどうやら、植物にとっての味方と人間にとっての味方は、同じ種類の微生物ではないかと考えられます。

病気になって抗生剤を服用すると、消化管の微生物が善玉悪玉の境なく死ぬので、特に小さい子は下痢したり抵抗力が下がったりする。でも一方、殺菌力の強い精油を薄めて飲んでも、消化管内の善玉菌は死なないのではないだろうか?
怪我したとき、現在では、消毒せずにさっと洗って密閉することで早くきれいに治る、というのが治療法として常識になりつつありますね。バンドエイドで専用品が出ていて、私も使います。このメカニズムを説明すると長くなり過ぎるので省きますが、人間が薬品を人工合成する技術は、まだまだ動植物の代謝の足元にも及ばないのではないかと想像するわけです。
人工合成した薬品の第1号はアスピリン、成分は柳から抽出したそうです。1899年に商標登録されました。それからたかだか100年と少しです。科学が飛躍的な進歩を遂げているとはいえ、長い生命の進化の歴史から見れば、薬品開発はまだ初歩段階なのかもしれません。

人間も、表皮の保護を微生物に委ねているというのが私の推測です。もちろん推測だけでなく、消化管内の共生や膣内の保護に乳酸菌が深く関わっていることなど、医学的に認められている部分もあります。でも美容業界までは浸透していない説。だから美容業界では、皮膚の清潔は何より大切だと言われている。でも表皮が弱酸性に保たれているのは皮脂の性質ではなく、皮脂を食料としている菌の分泌する酸が弱酸性にしているはずだし、その菌類の死骸を食べるダニとも共生しているはずだし、さらにダーリンの推測ではバリア機能だけでなく、共生している微生物が外敵と戦ってくれて、危険を知らせてもくれるのではないか。
それ自体が保温・保湿・保護の役割を担っている皮脂ですが、それをきれいに洗い流してしまうことは、微生物の生息環境を破壊することでもあるわけです。その一方で、精油は美肌効果のみならずニキビや吹き出物に使っても、善玉菌を殺さずに悪玉菌をやっつけてくれると期待できるというわけです。

そこでどうするのがよいと私が提案するのが、モンモリロナイトという粘土(クレイ)を利用して汚れを物理的(これは電気的ともいえるんですが)に剥ぎ取るに留めるということ。ところがつい最近、そのクレイがものによってはph10を超えていることが分かったのです。これ、強アルカリといっても言い過ぎではないアルカリ度です。
アルカリ度が高ければ、皮脂は中和されて落ちてしまいます。微生物自体も殺菌されてしまうかもしれません。それでは石鹸と変わらないじゃありませんか…。秋田県八沢木産のクレイはph6なのでそのまま使えますが、新潟産、山形産はアルカリ度が高いので、化粧品グレードのクエン酸でph調整して使うことをお勧めします。
山形産モンモリロナイトの膨潤性は素晴らしく、とても他では代用できないので、私は諦めて秋田のクレイとブレンドしつつ、ph調整を始めました。秋になって空気が乾燥してきたと同時に顔もバリバリしてきていたのですが、弱酸性のクレイ洗顔料に切り替えた途端、しっとりしなやか、透明感も増してきました。私はここ半年、実験的に一切の保湿剤を排除していて、洗顔はクレイと小豆粉末をベースに手作りしている洗浄剤だけ、洗顔後は芳香蒸留水(ハーブウォーター)と植物油と精油だけを使用しているので、クレイ洗顔料の品質がダイレクトに肌の調子に表れます。だから間違いなし、ですよ。

秋田県の八沢木は、世界的にもここだけという、純粋なモンモリロナイトが出土する土地です。それが農業用の土壌改良材として販売されているのですが、最高グレードのものは秋田では「魔法の白い粉」と呼ばれて昔から医薬品代わりに珍重されてきたそうです。私が美容に利用するのはそれで、ダーリンが畑に積極的に活用しているのは、より安価なグレードのもの。違いは採掘する地層の深さだそうです。どちらにしても添加物なし、砕いただけの天然の鉱物です。畑の環境を改善してくれるモンモリロナイトは、人間の美肌にも貢献してくれる。共通しているのは、微生物との共生を積極的に受け入れる、という視点なのです。

モンモリロナイトの秋田産と山形産は、どちらもたかいく農園で販売できることになりました。興味のある方はメールでお問い合わせくださいね。
by takaiku-n | 2008-10-13 16:16 | ヨメの日記
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